アメリカ大リーグ
 
ちょっといい話 ...

 日本人選手の活躍で盛り上がり、某放送局の中継頻度といったら各放送局の巨人戦を大きく上回り、異常なくらいだ。いい選手が皆海を渡ってしまい、こちらの試合が盛り上がらなくなってしまっているのが実情だ。ならばやられたらやり返せ、こっちにも大リーグの球団を引っ張って来いってもんだ。日本に外人だけのチームがあったっていいじゃないか。古い体質の日本プロ野球機構とやらも、この辺で二宮清純あたりがコミッショナーになって、改革をやってもらいたい。

 今日はそんな話ではない。
アメリカ大リーグ、芝のグランドにボールが転がっているだけで絵になってしまう。歴史の違いがそうさせるのだろうか
そんなアメリカの野球好き少年のお話だ。
 アーカンソー州に住むジョナサン・ファラー君(12歳)は根っからのヤンキースファン。いつの日かニューヨークのヤンキースタジアムに試合を観に行こうと、お小遣いを貯めていたのだ。ところがジョナサン君が通った小学校が廃校になってしまうことになった。廃校を救うためには40万ドル(4,700万円)を捻出しなければならない。これを聞いたジョナサン君は試合を観にいくために貯めておいた1000ドル(12万円)の寄付を申し出たのだ。
 この話を伝え聞いたあのヤンキースの名物オーナー、ジョージ・スタインブレナーは次のコメントを発表して、ジョナサン君に試合のチケットを送ったという。「君はどんな未来を選んだとしても、大きな成功を収めるだろう。もしメジャーリーガーを目指すなら我が球団の一塁のポジションは空けておくつもりだ。私は君を誇りに思う。より崇高な目標のために個人的な夢をあきらめるというのは容易なことではない」

 

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